『ポッピンQ』オフ会に参加しました

AnimeJapanの会場を出たあと都内某所にて行われました。「自己紹介の時に推しも言ってください」という言葉に対し「箱推しもありですか」といったのは私です。それからポストカードの交換を行い、東映ブースでもらった伊純のカードを蒼と交換しました。

f:id:unterwelt:20170330215441j:plain

完全にルチアに主導権を握られてそうな蒼。

それにしてもこのポストカードについて「1枚1000円、計5000円出しても欲しい」と言ってましたが、そう言いたくなるくらい好きな人間には破壊力が高いのです。

f:id:unterwelt:20170326195148j:plain

f:id:unterwelt:20170326195123j:plain

特にダレンとタドナ。いやタドナはまだ分かるが、ダレンくんは何でしょう。理由あってアイドルとなっても不思議ではない。というか、この体で「ダンスの合間にお昼寝をすること。これが一番の幸せなんですよ」と言ってきたらどうしたらいいんでしょう。

f:id:unterwelt:20170326195337j:plain

あと伊純のポストカードも気になる代物で、このレミィの立ち位置が意味深なんだよなぁ。後ろからほほえましく伊純とポコンを見ているようでもあり、伊純とポコンから離れようとしているとも見える。もしかすると私たちが観た『ポッピンQ』は氷山の一角ではないかとも考えられるわけで、つまるところ続編が観たいということです。

というような話をオフ会ではあまりしませんでした。なんか黙って食べてただけのような。というか、鶏肉をルピイと呼ぶのはファンの嗜みなんでしょうか。

いつから『ポッピンQ』に嵌まったかという話で私のテーブルでは最近になってという方が多かった印象があります。昨年のAnimeJapanのステージから見ていたのは私ともう1名の方くらいしかいなかったような。もっとも長くから注目していたことと作品への愛の深さ、理解力とは全く何の関係もないとは思いますが。

それにしても、こんなに配布物があったとは知りませんでした。

f:id:unterwelt:20170326200220j:plain

f:id:unterwelt:20170326195739j:plain

 

 

ところでオフ会で一番言われたのは「しょ…、なんて読むんですか」でした。「書肆」と書いて「しょし」と読める人はあまりいないと思います。私も書店員時代「しょりつ」と読んでました。ダメじゃん。

AnimeJapan2017に行ってきました

昨年に引き続きAnimeJapanに行ってきました。

f:id:unterwelt:20170326114157j:plain

お昼ぐらいに会場に着いてまずは東映アニメーションブースへ行きます。

f:id:unterwelt:20170326121528j:plain

ポッピンQ』のポストカードをもらいました。伊純でした。あと『ダンQ』の画面も見せたので、もう1枚ポストカードをもらいました。

あとブースにあった驚きのサプライズ。ファンミーティングでも言ってなかったイラストがこちら。スマホで撮ったので画像が小さい。

f:id:unterwelt:20170326120958j:plain

まさか伊純たちの高校生活を見られるとは……。それにしてもこのイラスト、5人の性格がものすごく出ていてとても素晴らしいです。映画を観ると伊純×沙紀になるのですが、伊純×蒼もまたいいですね。蒼の相手に気を許しているが故の「やれやれ」という表情とか。

あとでまた来ようと思いましたが、後で来る頃には疲れてしまって気力体力共になくなっていたので、元気な時に見たいものはちゃんと見ましょうという反省。

あとは『GODZILLA』のパワードスーツとか『カードキャプターさくら』を撮ったり、『RWBY』地上波放送決定に驚いたり。

f:id:unterwelt:20170326122522j:plain

f:id:unterwelt:20170326122918j:plain

f:id:unterwelt:20170326123021j:plain

昼食をはさんで東2ホールへ行くと、アニプレックス関係の作品でいっぱいでした。

『マギアレコード』、やる気はなかったのですが『まどか☆マギカ』を見るとやりたくなるし、『まどか☆マギカ』も今見ても面白いと思いました。まさか9話の杏子を見てまた涙ぐむとも思いませんでしたが。

f:id:unterwelt:20170326125924j:plain

『マギアレコード』のキャラではこの子が一番かわいいかなぁ、と。

f:id:unterwelt:20170326132255j:plain

なおこのキャラと並んで写真を撮っていた外国人の親子連れ(父と娘さん)を見て、ものすごく申し訳ない気持ちになったのは何故なんでしょうか。私にも人間の心が残っていたということなんでしょうか。

 大学時代、何回か沼津に行ったことがあるのですが、今行くとこんなバスが走っているのか。

f:id:unterwelt:20170326134304j:plain

15時からオープンステージで『ポッピンQ』のイベントがあったので移動。イベントについてはこちらを参照。

spice.eplus.jp

個人的には田上さんを応援する瀬戸さんが面白かったです。応援というよりバナナのたたき売り的な何かみたいになっていた気がしないでもないですが。

イベント終了後、瀬戸さんつながりで日テレブースで『ちはやふるトーク。中谷Pが疲れていたのか親戚のおじさんみたいになっていて「瀬戸ちゃんは本当にいい子。悪口聞いたことないんだから」と言っていました。あと瀬戸さんの残念美人感には納得。『ガールズ&パンツァー』の西隊長も残念美人だと思います。

アニメ3期については中谷Pが「みんな売れっ子になっちゃったからなぁ。安済(知佳)まで売れちゃったからなぁ」と言っていて実現までにはハードルが高そうでしたが*1、実写版に刺激を受けたであろう製作陣に期待したいところです。トーク終了後に後ろを振り返ると宮原監督@『ポッピンQ』がいらっしゃって驚きました。

そんなこんなで17時にビッグサイトを出たのでした。

*1:さらに監督は18年1月から『カードキャプターさくら』だ

3/19みちくさ市出店報告

3/19のみちくさ市に出店しました。わめぞの皆様、大家さん、来てくださったお客様、ありがとうございました。

f:id:unterwelt:20170319110421j:plain

10冊売れて2400円の売上でした。前回より冊数は増えましたが、客単価は下がりました。

うちは開店してある程度時間が経ってから売れることが多いのですが、今回は開店して1時間で2冊売れて「これは行けるのではないか」と思ったのですが、手に取ってもらえるが買ってもらえないということが多く、結果としてはパッとしなかったです。

隣で出店していた「水木しげる祭」でバンバン売っている新・たま屋さんの引き立て役になっていました。岩波文庫が売れたのは良かったのですが、売れると思って持って行った本がことごとく売れなかったのが残念でした。もう少し値段を下げるべきだったかもしれません。それでも知り合いの知り合いの方などに買っていただいて、参加費は回収できたのでホッとしました。

品ぞろえについて新・たま屋さんに「ヘルニアさんらしい箱ですね。固い本があると思ったらサブカルっぽい本もあって」と評されたのですが、雑多というには持って行った冊数も少ないのでテーマを絞った方がよかったと思います。

とはいえ、コローのアトリエさんとも少し話したのですが、テーマを絞ると反響が少なかった時にダメージが大きいので、慎重になってしまう面もあります。

それにしても金曜に『ポッピンQ』ファンミーティング、土曜はレイトショーで『ひるね姫』を観た反動か最後の方は異様に疲れていて、本を買う気力もありませんでした。買い物をするにも気力と体力が必要だと痛感。

16時に終了して売れなかった本をダンボールに詰めて配送手続き。みちくさ市は荷物を配送できるから楽です。

ドジブックスさんと新・たま屋さんが打ち上げに参加されるというので、池袋で時間をつぶしました。『この世界の片隅に』の原作をお勧めしました。映画を観た人も是非。あとは、まぁ、いろいろ。若い時ならともかく、今は自分から進んで不愉快になることはないなと思っているのですが、時々遭遇してしまってカッカしているのが私である。18時30分くらいに池袋駅解散

4月の不忍一箱古本市には出店しないので、次は6月のみちくさ市か、もしかすると5月にどこかで出店するかもしれません。

 

 

『ポッピンQ』第3回ファンミーティングに行ってきたの記

18時で退社して、急いで電車に乗って、ラピュタ阿佐ヶ谷で『マイマイ新子と千年の魔法』を観て以来の阿佐ヶ谷。

阿佐ヶ谷ロフトAで『ポッピンQ』第3回ファンミーティングに参加しました。

f:id:unterwelt:20170317184430j:plain

会場は100人いたとか。

ファンミーティング的なイベントでは『この世界の片隅に』のクラウドファンディング参加者ミーティングに参加したことはありますが、それとはまた違う熱いイベントでした。ファンが熱いのはともかく、製作者がこの作品に対する思いも見えて参加してよかったと思いました。

アニメジャパンの情報も少々。ポストカードの配布があります。『ポッピンQ Dance for Quintett』のダウンロード画面を見せると1枚、東映ブースで『ポッピンQ』についてつぶやくと5種類の中からランダムで1枚。ポストカード売ってくれてもいいのよ、というか、売ってくださいお願いします。

以下、会場内ともらったポストカードの写真です。

f:id:unterwelt:20170317190947j:plain

f:id:unterwelt:20170317215425j:plain

f:id:unterwelt:20170317215456j:plain

f:id:unterwelt:20170317215849j:plain

f:id:unterwelt:20170317215858j:plain

f:id:unterwelt:20170317215918j:plain

f:id:unterwelt:20170318151306j:plain

 

3/19みちくさ市に出店します。

3/19に開催されるみちくさ市に出店します。屋号は「書肆ヘルニア」、場所は立川歯科前でございます。

kmstreet.exblog.jp

店主紹介では「いろいろな本を持って行きたいと考えています」と書きましたが、今までに比べれば雑多なラインアップになったと思います。売れるかどうかはさておき。あとsnoozerのバックナンバーは場所を取る上に売れないので持って行かないです。

というわけで、よろしくお願いします。

読書メーターまとめ(2017年2月)

2月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1420
ナイス数:12

パパは神様じゃない (ちくま文庫)パパは神様じゃない (ちくま文庫)感想
第2子が生まれることになった著者が子供の成長を描いたユーモアスケッチを描こうとするも、時代の流れやらなんやらで結局ペシミスティックな小林信彦の本になっている。
読了日:02月28日 著者:小林 信彦
ポッピンQ reverse (角川コミックス・エース)ポッピンQ reverse (角川コミックス・エース)感想
映画『ポッピンQ』の本編で語られていない蒼、小夏、あさひ、沙紀が時の谷に召喚されたときの話や、そもそもの話のきっかけが語られているのですが、それはともかく1話を読んだ後に4話を読んで、また1話を読むと「あんなつっけんどんな娘(蒼のことです)がこんな風に」と感動できるのでオススメです。
読了日:02月27日 著者:山珠彩貴
経済成長は不可能なのか - 少子化と財政難を克服する条件 (中公新書)経済成長は不可能なのか - 少子化と財政難を克服する条件 (中公新書)感想
日本経済はデフレ、財政難、国債の債務残高、少子化と4つの問題を抱えている。それらの解決を無駄を削減するというような行財政改革に頼るのではなく、国債の発行と日銀による国債引き受け社会保障や教育・科学技術分野への政府の投資を行い、経済が成長軌道に乗ったら増税による財政の健全化を行うことを提案している。私は経済と数字に明るい人間ではないのですが、きわめて真っ当な提案だと思いました。個人的には「日本は成熟社会だから成長は望めないという評論家に対する嫌味がツボでした。
読了日:02月25日 著者:盛山 和夫
わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 (光文社新書)わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 (光文社新書)感想
これは面白かったし、ためになりました。自分の思い込み、文章の文脈から文章を「わかったつもり」になってしまい、そこで止まってしまうという指摘は自分自身振り返って頷けましたし、わかったつもりになったままの本も多いのだろうなぁと。この本では文章に焦点が当てられていますが、映画や漫画にもこの本の考え方は応用できるのではと思いました。
読了日:02月18日 著者:西林 克彦
オーウェル評論集〈3〉鯨の腹のなかで (平凡社ライブラリー)オーウェル評論集〈3〉鯨の腹のなかで (平凡社ライブラリー)感想
ヘンリー・ミラーディケンズキプリング、ケストラー、スウィフトについての評論集。どの作家も読んだことがないので、読んでから読み直せばまた違うのかもしれませんが、現状はただ読んだだけという感じ。
読了日:02月11日 著者:ジョージ オーウェル
ぼくたちのアニメ史 (岩波ジュニア新書)ぼくたちのアニメ史 (岩波ジュニア新書)感想
アニメ史とありますがアニメ史を概観したものではなく、テレビアニメ草創期から脚本家として接してきた著者によるエッセイと見た方がいいかもしれません。現在までたどるよりも草創期の話でまとめた方が面白かったのではと思います。あと、最後に出てくるアニメスタジオがGONZOマッドハウスな辺りに時代を感じます。2008年だと京アニもシャフトも出てこないんだなぁ、と。
読了日:02月07日 著者:辻 真先

読書メーター

『ポッピンQ』上映終了で思うこと

ポッピンQ』の公開が一応(と書いておく)終了したので、思っていたことをつらつらと書きます。

私は2月4日に観たのが最後なので公開最終日は観てないのですが、お客さんの入りも良かったようで何よりです。観に行った皆様、ありがとうございました。

さて、興行成績は良くなかったけど熱心なファンがついてリピーターが多く来たという流れを見てると『この世界の片隅に』の片渕須直監督の前作、『マイマイ新子と千年の魔法』を思い出します。この作品も最初は客が不入りでしたが、シネコン上映打ち切り後のレイトショー上映で火がついてロングランになりました。

マイマイ新子と千年の魔法 - Wikipedia


「マイマイ新子と千年の魔法」90秒プロモーション映像

で、ふと思ったのは、監督や製作陣がレイトショー上映をやらなかったらどうなっていたのだろうということです。もしシネコンでの打ち切りが決まって手を打たなかったら、この作品は一部の好事家が褒めるだけの作品になり、『この世界の片隅に』だって作られなかったかもしれない。

クラウドファンディングが成功したのは、『マイマイ新子と千年の魔法』という作品の良さだけではなく、作品を大事にするこの監督だったら信用できると思ったからではないかと思うのです。少なくとも私はこの監督の次回作なら観たいと思ってクラウドファンディングに参加しました。

そう考えると作品の寿命を延ばすのも縮めるのも製作者がどれだけ「終わってしまった」作品に愛をつぎ込めるかじゃないかと思うのです。いや、ビジネス的に考えたら損切りした方が正解だと思うんですよ。そこをどうあがいていくか。

そしてファンも上映されている限りは映画館に足を運ぶとかして、それに応えないといけないと思うのです。間違っても「興行成績が振るわなかった作品を賞賛する自分」といって作品を自己愛の道具にするようなことはしない方がいいし、ファンが「爆死」と言うことでアンチに攻撃材料を与える必要もないでしょう。

こういう事を思ったのでした。続編はもちろん作ってほしいのですが、まずは今ある作品を応援することが大事なのではと思う次第です。

というわけで、アニメジャパンのイベントには参加する所存です。