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8月に読んだ本

 8月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1423ページ

謀叛論―他六篇・日記 (岩波文庫)謀叛論―他六篇・日記 (岩波文庫)
読了日:08月30日 著者:徳冨 健次郎
思想家の自伝を読む (平凡社新書)思想家の自伝を読む (平凡社新書)
読了日:08月26日 著者:上野 俊哉
浮上せよと活字は言う (平凡社ライブラリー)浮上せよと活字は言う (平凡社ライブラリー)
読了日:08月19日 著者:橋本 治
反哲学入門 (新潮文庫)反哲学入門 (新潮文庫)
「入門」とはありますが、哲学について何も分からない人が読んでも分かるという意味での入門ではなく、哲学書は一通り読んだがさっぱり分からなかった人が読んだら腑に落ちる様な本なので、この本が分かるためには哲学書を読んで考えないといけないという事を分からせるための「入門書」なんじゃないか、と思った。もっと勉強しろ、ということですね。反省します。
読了日:08月14日 著者:木田 元
神の棄てた裸体―イスラームの夜を歩く (新潮文庫)神の棄てた裸体―イスラームの夜を歩く (新潮文庫)
現実を受け止めることは「強さ」なんだろうか、と思ってしまった。「強さ」という言葉は似合わない気がする。あと良くも悪くも人は決して一人では生きられないのだなぁ、と思わされました。
読了日:08月08日 著者:石井 光太

読書メーター

 いちばん刺激的だったのは『増補浮上せよと活字は言う』で、誰もがWebで(つまり文字で)物を言える様な現在こそ読まれる書籍だと思います。

 『思想家の自伝を読む』は本文よりも文献案内でショッピングモールを「『家畜的消費』の殿堂」と書いているところが気になってしまいました。地方都市に行くと駅前の商店街がシャッター通りになっているところもあって、そういうところではショッピングモールに行かないと買い物すらできないという現実があると思うのですが、それをこの様にぶった切るのには違和感がありました。ショッピングモールなど大資本に頼らないところで買い物ができたり、個人資本の蕎麦屋や豆腐屋が生計を立てられるのは東京にいるからで、著者の考えは「東京でしか通用しない反資本主義」という感じがするのですが……。もちろん全ての地方都市はショッピングモールでしか買い物できないわけではないのでしょうけど。

 『謀叛論』は大逆事件の8日後に行われた講演ですが、「生きるために謀叛しなければならぬ」とか格好いいです。高校生や大学生のときにこういうのを聞いたら絶対影響を受けるだろうなぁ。ところで日記を読むと徳冨家が謎というか、何があったんだこの家庭。