11/24 the pillows『RETURN TO THE THIRD MOVEMENT! Vol.1』@仙台Rensaを観に行って思ったこと

11/24にthe pillowsのツアー『RETURN TO THE THIRD MOVEMENT! Vol.1』を観に仙台まで行きました。なんで埼玉在住の私が仙台まで行ったかというと、単に東京のチケットが取れなかったからだけです。

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私自身は大学まではピロウズを聞いていたのですが、社会人になってからはあまり聞かなくなり、今は全く聞いてないので観に行くか迷いました。ただ今回のツアーは私がピロウズを聞き始めた1997年発売の『Please Mr.Lostman』、1998年発売の『LITTLE BUSTERS』の全曲再現するというので参加しました。

ライブは曲順こそ違いますが『Please Mr.Lostman』の曲をやってから『LITTLE BUSTERS』の曲をやるという流れで、どこか同窓会的な緩い雰囲気もありました。

ただライブを観て痛感したのは、私は現在進行形で自分が嵌まっているもの以外のことには夢中になれないんだなぁということでした。

もちろん思い入れはあるのですが、聴いていて当時(というのは高校時代だ)の思い出とか感情とかちっとも思い出せなくて、どうも私は自分が思っている以上にドライな人間のようです。 

そもそも聴いている音楽が当時とは違うわけです。音楽遍歴は以前書いたことがありますので、そちらを参照していただければ。

unterwelt.hatenablog.com

聴く音楽が変われば音楽の聴き方も変わってくる。高校時代は切実な問題を書いていた歌詞が、20年経てばどうでもいい事を歌っている歌詞になる。思い入れがあることと昔熱心に聴いた曲を今聴いても良い曲なのかは別問題で、それをごっちゃにしているのは懐古趣味でしかないんじゃないかなぁ、と。

要は音楽は変わらないけど、聴いている私は変わったというだけなんだと思います。

というわけで、思い入れなんてものは押し入れにしまって放置するのが正解だなぁと思いましたので、これからは思い入れがあろうと現在進行形で好きでないものを追いかけるのは止めようという感じ。そっちの方が楽しいですよ、人生短いんだし。

 

上記の考えを持っているからなのか、このまとめに全く納得できなかったんだろうなぁ。そもそも「流し聴きでも偶然耳にしても、向こうから心を鷲掴みにしてくるのがいい曲だろ。」なんて書く時点で、好みの幅が狭いうえに勉強しようとも思っていないけど自分は音楽が分かっていると思い込んでる馬鹿なんだろうけど。

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