読書メーターまとめ(2018年1月)

1月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1269
ナイス数:9

笑う男―道化の現代史 (1971年)笑う男―道化の現代史 (1971年)感想
1971年刊。ユーモアに関する著者のエッセイと創作が書かれている。読んでいて著者の興味関心と自分のそれが乖離している気がしてきた。
読了日:01月30日 著者:小林 信彦
スイッチ! ──「変われない」を変える方法 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)スイッチ! ──「変われない」を変える方法 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)感想
2016年刊行(親本は2013年刊)。物事を変えたり、人に何かしてもらうとき、数字が書かれた資料などで説得させようとしてしまうが、そうではなく感情に訴えかけたり、具体的で簡単な指示を出すことが大事とのこと。実生活に役立てることがたくさん書いてあるので、書かれていることをもとに生活や仕事を改善していきたい。
読了日:01月26日 著者:チップ ハース,ダン ハース
セゾン文化は何を夢みたセゾン文化は何を夢みた感想
2010年刊行。1970年~80年代にかけてセゾン文化にかかわっていた人たちのインタビューであり回想記。当時を知っている人からすると面白いのかもしれないのですが、「私はこう思っていた。こう考えていた」という話がメインのため当時の社会、経済状況の考察が薄く、なんだかロッキング・オン・ジャパンの〇万字インタビューみたいな感触もしました。結局あのような専門外や外部の人が色々とできたのは、当時の好景気によるのではないかという疑念が残りました。
読了日:01月18日 著者:永江 朗
笑学百科 (新潮文庫)笑学百科 (新潮文庫)感想
1985年刊行(親本は1982年刊行)。お笑いに興味がないので、個々の評よりも「自ら<正義の味方>と信じている大新聞社の威光を背負った人の怖さ」(P.204)とか、「現代の通人の傾向としては、本質的にマイナーなものを持ち出して、メジャーなものを否定しようとするのが目立つ」(P.213)という文章に今と変わらないのだなぁと思ったりしました。
読了日:01月04日 著者:小林 信彦

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