10/8ひとつき十冊に出演しました
10/8にドジブックスさん主催のひとつき十冊に出演しました。私のリストは以下の通りです。
- 山中恒『ボクラ少国民と戦争応援歌』
- 保阪正康『敗戦前後の日本人』
- 岡崎武志『女子の古本屋』
- 田中美穂『わたしの小さな古本屋』
- 津田大介+牧村憲一『未来型サバイバル音楽論』
- くるり+宇野維正『くるりのこと』
- さやわか『僕たちとアイドルの時代』
- 春日太一『鬼才 五社英雄の生涯』
- 中川一徳『メディアの支配者』
- このマンガがすごい編『「この世界の片隅に」公式アートブック』
全員分はこちら。
今回は今までと違い読んだ本の感想を順番に言うのではなく、いろいろな話題からそれに合った本の感想を言っていくというスタイルでした。だから紹介してない本も多々ありますが、無理やり感想を言うよりは気が楽でした。
私としては『メディアの支配者』を紹介出来たので満足でした。その場でも言いましたが、本当に面白い企業ノンフィクションなのでノンフィクションが苦手ではない方は是非。フジテレビはこれをドラマ化すればいいと思うのですが、関係者の目が黒くなくなるのとフジテレビが無くなるのとどちらが先だろうという気がしないでもないです。
ただ出演者とお客さんの多くが演芸・芸能に詳しい人だからなのか、こちらにネタを振ってくるのは勘弁してほしかったです。
次に同じことがあると面倒なので書いてしまうと、まずバラエティ番組とか演芸関係に疎いのでそもそもネタが分からないのです。今回だと倉庫の二階・村田席亭さんが
『天津木村のエロ詩吟 吟じます』のカバーを外すと「吟じます」「あると思います」とあるんですよ
と話してウケてましたが、なんでこれが面白いのかちっとも分からなかったんですね。見たことないから。そういうネタがあるのは知ってましたけど、それがどういうものなのか見た事がなく興味もなかったので。
あと結婚式の余興とかカラオケとか好きじゃないんですね。結婚式の余興は内輪の人間しか面白くないものを他人に見せるなよと思ってしまうし、カラオケは他人の歌を聞くくらいなら本人の曲を聞いた方がよっぽどマシと思ってしまうのです。
もっとも自分でやることで凄さが分かるというのはあると思いますが、それは自分の家でやればいいのであって他人に見せるものではないだろと思ってしまうのです。すみませんが、そういう人間なんです。
まぁ、私がどれくらいバラエティや芸能に疎いかを簡単に書くとしたら、私は1982年生まれなのですが、
『ダウンタウンのごっつええ感じ』を1度も見た事がない
と書けばそれで済むのかもしれません。もっともこれがオカシイ事なのか自分ではよく分かりません。そもそも同年代でどれくらいの人が見てたの、これ。
そういうわけで「これ読書のイベントだから、本の話をしましょうよ」と言って拒否したら中山涙さんに「助かりました」と言われてしまったのでした。
閑話休題。今回のイベントで読みたいと思ったのは外山滋比古『異本論』でした。いとうせいこうの話からアマチュア論とか早稲田大学の話になったのは面白かったので、そういう方向で話を進めてもらえると助かります。はい。
次回は11月19日ですが、私は参加未定です。引っ越し次第で参加するか決まりますが、引っ越しの日時も退去立ち合いの日取りも未定なのでどうなるのかサッパリ分かりません。