11/20みちくさ市出店報告
11/20開催のみちくさ市に出店しました。わめぞの皆さん、出店者の皆さん、場所を提供していただいた大家さん、ありがとうございました。
売上は7冊3500円。ノルマの参加費は回収しました。
引っ越しのドタバタで準備が慌ただしかったです。しかも売れた本は引っ越した後に追加したものばかりで、引っ越す前に準備した本は1冊も売れませんでした。ジャンルを絞ったり、雑誌は売れないということを再確認しました。旬のものを持って行くと同時に、自分らしさも出さないといけないなぁ。
あと今回買った本。
『考える人』以外は私と同じ場所で出店した「コローのアトリエ」さんで購入しました。『考える人』はドジブックスさんで購入。
さて「コローのアトリエ」さんは初めてお会いしたと思っていたのですが、スリップに見覚えがあったので帰宅してから調べてみたら、5月のみちくさ市で加藤典洋『敗戦後論』を購入してました。なお『敗戦後論』はまだ読み終わってないのです。文芸評論が苦手な文学部出身の私。
駄々猫さん、多摩やさん、散歩堂さんにお会いできてよかったです。なお駄々猫さん、多摩やさんにはあるカードをお渡し(押しつけ?)ました。以下のツイート参照。
「この世界の片隅に」のエンドクレジットに本名が出てくることでおなじみの書肆ヘルニアさんにこんなものをいただきました。みんなも観に行こう! pic.twitter.com/Q7K2PO8y3g
— ドジブックス (@dojibooks) 2016年11月20日
多摩やさんに『この世界の片隅に』はどこが良かったんですかと聞かれるも返答に窮する。作品の持つテーマとかモチーフに自分は興味がなくて、作中の場面や役者の演技といったところに興味があるのだと話していて思いました。
これも帰宅してしばらくしてから気づいたのですが、私が多摩やさんに言ったことのほとんどは保阪和志がカフカ『城』について書いた文章の受け売りでした。だからこれを読めば私が言いたかったことがクリアに分かると思います。
ドジブックスさんとは最後の方でひとつき10冊の感想などお話ししました。よくも悪くもドジさんプロデュースのイベントになっていると。本だけではなくそこから話が派生するのは面白いけど、ゲストが芸能・芸人に強い方ばかりなのでそういう話ばかりになって、せっかく村上春樹の本が出てたのに全く触れられないのはどうなんですかと話したら、ドジさんもそこは気にしているらしく、その結果が1月のゲストなのかなぁと思いました。
【チラシ初公開!】1月のチラシも早くもできあがっております! 1月22日(日) 第25回「ひとつき十冊」年間総集編。ゲストに、わめぞ代表、古書現世・向井透史さんをお迎え致します。チラシ作成はおなじみ、丸岡巧画伯! 来年もお楽しみに! pic.twitter.com/P1DPlDuoCE
— ドジブックス (@dojibooks) 2016年11月26日
反省点は多々ありましたが、久しぶりの出店は楽しかったです。もう少し売り上げが欲しいのと、南陀楼綾繁さんにスルーされない箱を作るのが次の目標。