読書メーターまとめ(2018年11月)

11月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1081
ナイス数:3

素晴らしい日本野球 (新潮文庫)素晴らしい日本野球 (新潮文庫)感想
書かれた当時はともかく、表題作は野球が地上波でほとんど放送されない今ではオチがちょっと苦しいなぁと思ってしまう。昔の自分なら面白く読めていたのだろうか、とも思ってしまい複雑な気分になりました。
読了日:11月30日 著者:小林 信彦
ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] 共感力 (ハーバード・ビジネス・レビュー EIシリーズ)ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] 共感力 (ハーバード・ビジネス・レビュー EIシリーズ)感想
共感力が組織をマネジメントする上でいかに大事か書いているのですが、個人的には5章の「子育て経験のある上司の方がそうでない上司よりも、子育てに関する要望に対して厳しい」とか6章、7章の「権力を持つとなぜ横柄になるのか」という話が興味深かった。自己啓発というより行動科学や認知科学の本として読んでいるのかもしれないです。
読了日:11月27日 著者: 
ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] 幸福学 (ハーバード・ビジネス・レビュー EIシリーズ)ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] 幸福学 (ハーバード・ビジネス・レビュー EIシリーズ)感想
社員の幸福が会社の利益につながるということで、「①判断の裁量を与える、②情報を共有する、③ぞんざいな扱いを極力なくす、④成果についてフィードバックを行う」ことが具体例として挙げられている。もっとも幸福を追求することが本当にいいのかは議論を呼んでいるらしいのですが、上の4つについては社員の幸福云々ではなく、部下に気持ちよく働いてもらうために心がけるべきことという気もしました。
読了日:11月25日 著者: 
文士の友情: 吉行淳之介の事など (新潮文庫)文士の友情: 吉行淳之介の事など (新潮文庫)感想
著者の本を読むのは初めてで、第三の新人と言われる作家達の小説で読んだことがあるのが遠藤周作『沈黙』のみという人間なので、これらの作家の小説を読んでいればもっと面白かったのかもしれません。あと、吉行淳之介全集の月報で藤子・F・不二雄『やすらぎの館』の元ネタらしきものを知るとは思いませんでした。
読了日:11月06日 著者:安岡 章太郎

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